「シャンパンとは何か?」の記事でも説明したように、その複雑な製法と原材料の高さから、シャンパンの値段は普通のワインよりも高くなります。高いワインの代表格としてよく名前があがる「ドンペリ(ドン・ペリニョン)」もシャンパンの一種です。
ではその中でも、高価なものと安価なものではどのような違いがあるのでしょうか?
安価なシャンパン
2000〜3000円台のものもありますが、種類は限られます。シャンパンの良さを楽しみたいなら、5000〜6000円台のものが良い選択肢としておすすめできるものです。でもこの値段も一般的な感覚ではかなり高価です。お世話になった人へのギフトや、たまにの自分へのご褒美など、日常でのちょっとしたお祝いに良いでしょう。
この価格帯のシャンパンは、「飲みやすさ」が特徴です。万人受けしやすい銘柄が揃っています。シャンパン特有の複雑な味わいもしっかりと持ちながら、スッキリとした風味で、癖の少ないものが多いです。ただ、ものによっては酸味や苦味、後味が気になることがあります。
この価格帯でもさまざまな味があるので、甘口辛口、酸味、泡の強さなど自分の好みを把握しそれに合ったものを試すようにしましょう。
高価なシャンパン
2〜3万円台から上は青天井です。この価格のものになってくると、銘柄ごとの違いはより多様化し、泡の強さや味の癖がより複雑になってきます。
一言ではまとめられないほどさまざまですが、安価なものよりも香りが際立っている傾向があります。香りは味にダイレクトに影響します。高級シャンパンは、より五感を使って楽しむ飲み物といえるでしょう。
こちらは、ボーナスが入って贅沢をしたい時や、大切な記念日におすすめ。最初はデパートや専門店の詳しい店員さんに選んでもらうのも良いでしょう。